毎年この時期に「全道いけ花美術展」が開催されています。
いけばなは、もともと「池坊」から発祥したものですが、今では沢山の流派が存在します。
今年は12の流派が参加しています。
花展となると、流派毎に池坊との作風の違いがわかります。
池坊〇〇派とか〇〇池坊など、池坊が付く流派は、若干名残はありますが、他の流派は、どちらの流派も大差はないように感じます。あくまでも、私の主観ですが‥‥。
どちらの流派も、ゴージャス!!
すっきり!
しかし、小さい花になると、どの流派も変わりありません。
そして、私は、今回「立花新風体」をいけました。
写真では小さいですが、幅は約1mあります。
スマホの方は、スライドして大きくしてみて下さいね^_^
花器が重い感じなので、洒落木(しゃれぼく)や木の皮を使いました。
少し花材の説明をします。
奥の松は、先日の京都の修行で使った松です。幹作りといって、幹と松葉の付いた枝をネジで留めて形を作っています。
手前に入っている赤い実のついてるのはアスパラ、うちの庭のものです。
左下の枝類は、山道で見つけたもので、中心に入っている紅葉もご近所から頂いたものです。
風情を出すのに、お花屋さんにあるものだけではなく、自然の中に育ったものを使いたいので、花展前になると物色して歩くので大変です。